足利市で相続税申告相談税理士をお探しの方へ!遺産が未分割の場合の確定申告はどうやる?

遺産未分割の場合の所得税の確定申告

今回は、遺産が未分割の場合の、相続人の確定申告についてお話します。

足利市で相続税申告相談税理士をお探しの方へ!所得税の確定申告期限までに遺産が未分割の場合はどうする?

想う相続税理士

相続があって、その後、遺産分けの話し合いがまとまるまでには、結構時間がかかりますよね。

話し合いをするにも、まず、どんな財産がどれだけあるのか調べるために、残高証明書を取り寄せたりするのに時間がかかりますし、お葬式や四十九日、新盆などもあって、何かと忙しいですよね。

とはいえ、相続税の申告期限は10ヶ月以内と決まっていますから、そこまでには何とか話し合いを終えよう、と考えるご一家が多いのではないでしょうか?

その相続財産の中に不動産物件がある場合、お亡くなりになった方の預貯金口座は凍結されてしまうため、家賃や地代が振り込まれなくなってしまいます。

このような場合、相続人の中の1人が代表者となって、家賃や地代を一時的に預かる(その方の口座に振り込んでもらう)ことが多いでしょう。

ところで、年末近く、例えば11月30日に相続があった場合、1月1日から11月30日までの不動産収入は、そのお亡くなりになった方の収入として申告します。

これを「準確定申告」と言いますが、さて、その後の12月1日から12月31日までの分の不動産収入は、どのように申告したらよいでしょうか?

申告期限は翌年3月15日です。

まだ、遺産分けの話し合いが終わっていない可能性が高いですよね。

足利市で相続税申告相談税理士をお探しの方へ!申告期限に遺産分けが決まっていたとしても、決まるまでの期間の分は法定相続分で申告する!

このような場合、法定相続分で申告します。

もうちょっと正確に言うと、遺産分けがまとまるまでの期間の分の不動産所得は各相続人が法定相続分で按分して申告し、まとまった後の期間の分の不動産所得は、その不動産物件を相続した相続人が申告する、ということです。

家賃や地代を預かっている相続人がまとめて申告する訳ではありません。

この場合、法定相続分で申告した後、遺産分けがまとまったことを理由に、申告のやり直しをすることは認められません

つまり、この法定相続分での申告は、遺産分けが整わないことによる仮の確定申告ではなく、確定の確定申告なんです。

相続税のように、「申告期限までに遺産分けの話し合いがまとまらなかったから、とりあえず法定相続分で申告したものとして申告しておいて、遺産分けがまとまったら、精算する申告(修正申告や更正の請求)をする」っていうのとは違うんです。

また、遺言がある場合には、その遺言の効力はお亡くなりになった日から生じるため、この場合には、法定相続分で相続する期間がない、ということになります。

想う相続税理士

遺言で遺産分割をした後に、遺留分減殺請求があった場合の取扱いについては、こちらをご覧ください。

参考 遺留分減殺請求があった場合の相続財産から生ずる所得の課税関係について国税庁

足利市で相続税申告相談税理士をお探しの方へ!遺産未分割の場合の所得税の確定申告、でも実務上はどう?

想う相続税理士

法定相続分で申告する、ということは、例えば100万円の不動産所得があり、相続人が妻と2人の子供の場合、妻が50万円・子供が各25万円で申告する、ということになります。

所得が分散されるため、1人の相続人が100万円申告するよりは、税金が安くなる可能性が高いです。

実務上は、1人の相続人で申告している場合もあるようですが、その場合には、課税が減少していないので、税務署もうるさく言わないのでしょうね!

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開催日時

2019年4月27日(土)~5月2日(木) 午後6時30分~午後9時

所在地

栃木県足利市昌平町2338

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