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相続税の申告を税理士に依頼するべきか判断する際のポイントとは?

想う相続税理士、富山です。

今回は、相続税の申告を税理士に依頼するか、それともご自分でやるか、を判断する際のポイントについて、お話します。

税理士に依頼しなければ申告報酬を払わなくていい!

相続税の申告を、税理士に依頼するか、それとも、ご自分でやるか、この点で悩まれる大きな要因としては、税理士に相続税の申告を依頼する場合には、申告報酬を支払わなければならなくなるからですよね。

ご自分でできるのであれば、税理士に依頼する必要はありません。

申告報酬も支払わずに済みます。

所得税の確定申告だって、ご自分でやっていらっしゃる方は、沢山います。

相続税の申告が自分でできるかどうかはその相続の内容や相続人の方の状況による!

相続税の申告書が自分で作れるかどうか。

ここで検討すべき点は、「レベル」の問題です。

財産評価や
税額計算の
難易度の
レベル

財産の評価が簡単で、相続税の計算も非常にシンプルな内容であれば、ご自分でも申告書を作れる可能性はあります。

申告書を
ご自分で
作成する
モチベー
ションの
レベル

「相続税の申告なんて、滅多に経験できないだろうから、自分でやってみたい、相続税の勉強も面白そうだ」と超前向きに考えられる方は、申告書の作成を成し遂げられる可能性があります。

初めて勉強することだとしても、自分の身に降りかかっている課題ですから、本気になって力を発揮できるはずです。

相続税の
勉強や
申告書の
作成に
投下する
時間の
レベル

とはいえ、時間がなければできません。

所得税の確定申告とは似ても似つかない世界です。

同じようにはいきません。

知らないことだらけですから、時間がかかります。

とりあえずやってみるのはOK

上記の各レベルを検討してみて、まずトライしてみる、というのでも、いいと思います。

やってみないと、その「レベル感」がつかめませんので。

自分でやってみて、これはできない、と判断されて、ご依頼をいただいたケースも結構あります。

一番ダメな対応は?

相続税の申告を税理士に依頼するか悩んだ場合、一番やっちゃダメな対応は、「悩んで何もしないで時間だけが経過していく」ことです。

ギリギリになって慌てて税理士に依頼することです。

相続税の
申告は
時間が
かかる

相続税の申告書の提出期限は、亡くなったことを知った日の翌日から10ヶ月です。

何でこんなに長いんでしょう?

所得税の確定申告は3ヶ月半ですよね?

相続税の申告は、それだけ大変だということです。

提出までに
やるべき
課題が多い

相続税の申告は、相続人全員で進めなければなりません。

去年の「終わった(確定した)数字」を集計すればいい、という所得税の世界とは違います。

「遺産分け」が決まっていないと、相続税が高くなることがあるため、申告前に、相続人間で話し合い、遺産分けに決着をつけなければなりません。

その話し合いにも時間がかかりますが、その話し合いのための、財産の洗い出しにも時間がかかります。

そして、その財産を「評価」する必要もあります。

評価額が分からないと、相続税がどれくらいかかるか分かりません。

納税額を把握せずに、遺産分けをするのは大変危険です。

換金性の乏しい財産が多い場合、相続税が払えなくなってしまう場合があるからです。

本当に相続税が払えなければ、延納や物納を検討することになりますが、その選択をする場合には、その申請の準備期間も必要です。

悩んでいる時間が長いと、どんどん不利になります。

想う相続税理士

亡くなった方の確定申告(準確定申告)が必要な場合(4ヶ月以内)や、相続放棄(3ヶ月以内)を検討する場合には、さらに早い決断が求められますので、ご注意を。