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相続税の税理士報酬は高い?

想う相続税理士、富山です。

今回は、税理士に支払う報酬(料金)は高いのか?ということについてお話します。

そもそも相続税の申告なんて誰もやりたくない

そもそも相続税の申告は、自分からやりたいと思ってやるモノでありません。

医療費控除で税金が戻ってくるサラリーマンの方は、喜んで所得税の確定申告をするかもしれませんが、相続税の場合には、相続税を申告しなければならないから皆さんやむを得ず申告するワケです。

入がないなら出を減らす?

相続税の申告は、基本的には還付はありません(相続時精算課税制度を適用した場合にはあり得ます。もちろん、更正の請求という申告のやり直しで納め過ぎた相続税が返ってくる場合もあります)。

つまり、相続税というお金が出る、また、申告を税理士に依頼すれば、税理士報酬というお金が出る、ということになります。

であれば、まずは税理士報酬を払わないで済むよう、申告を自分でやる、というのが正しい選択肢のように見えます。

無形のものには価値が見い出しづらい

相続税の申告を経験されたことがない方に、相続税の申告書を税理士に作ってもらう価値というのは、感じてもらいにくいかもしれません。

車を買ったらピカピカの新車が家の前に停まるようになる、というような満足感は得られなそうですよね。

申告が終わって、申告書の控という紙っぺらをもらったところで、そこに価値を見い出しにくいのは当然です。

自分でやってみようと思った人には分かる

想像だけで「簡単そうだな」と思っていても、実際にやってみたら全然違った、という経験はありませんか?

相続税の申告も同じです。

ご自分でやろうとしてみて、これは駄目だ、ということで、ご依頼いただく方も多いです。

亡くなった方の財産を把握するだけでヘトヘトになっている方のご相談を受けたことがあります。

もう少しで財産の全容が分かりそうな感じでしたが、それを今度は申告書に落とし込んでいく作業が必要になります。

亡くなった方が何を持っていたか、というのは税金の話ではありません。

それらの財産を税務の考え方に従って評価し、計算に組み入れて、申告書を作成する、ということは、まったく別の手続きになります。

税理士になっちゃえばいい?

自分の家の相続税の申告をするために、税理士になればいいのでしょうか?

相続税の申告期限は10ヶ月以内なので、99.9999%それまでに税理士になるのは不可能です。

相続税のことだけ分かればいいんだから、税理士の予備校に通って相続税の勉強だけをしよう、と考えるとします。

この場合であれば、10ヶ月以内に予備校の相続税法の模試で合格圏内に入れる可能性は出てきます。

「自分の家の相続を何とかしよう!」という強い目的意識がありますから、もしかしたらそこら辺の受験生よりも勉強に集中できるかもしれません。

それでも模試で合格圏内に入る、というのは実際にはかなり難しいでしょう。

また、万が一税理士になった、または、模試で合格圏内に入ったとしても、それで実務が簡単にできるか(申告書が作成できるか)というと、そんなことはありません。

本サイトのトップページ「富山広道のプロフィール」より面接時の所長のお言葉
「あなたは相続税法に合格しているって言ったけど、受験勉強の知識が役立つのは、実務の場面では10分の1もないからね。これからも勉強を続けなくちゃダメだよ。」

ここで話を整理すると・・・

あなたがかなりの天才で、税理士になったり、模試で合格圏内に入れたとしても、それだけでは相続税の申告はできないと思われます。

そして、税理士になる、または、模試で合格圏内に入るためには、税理士の予備校にお金を払わなければいけません。

予備校に通わなければ、その分仕事ができたのであれば、その働いて得られるお金も、もらえなくなります。

あなたが超お金持ちだったとして、働く必要がなかったとしても、遊ぶ時間がなくなります。

そう考えると、税理士に報酬を払って申告をやってもらうというのは、かなり費用対効果の高い選択になると思います。

そもそも自分の家の相続をするためだけに税理士になろうとすること自体が費用対効果がかなり悪いですが、税理士になったり、模試で合格圏内に入らないとしても、もう二度とやらないかもしれない相続税申告のために、相続税の勉強をすることも、同じように費用対効果が悪くないでしょうか?

実は、税理士でさえ、相続税の申告はやらない人が多いのです。

想う相続税理士秘書

あなたが相続税の申告を税理士に依頼すれば、大事な時間(余暇)を失わずに済み、苦痛からも解放されるでしょう。

その価値をお見逃しなく。

「税理士に報酬を払うのはもったいない」と思っていらっしゃる方は、まずご自分で一度やってみることをお勧めします。

やってみて難しそうであれば、お早めにお近くの税理士にご相談を。

想う相続税理士