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顧客満足ならぬ相続人満足を。相続人の意見を聞いて、結果的に従わなくてもOK

財産を受け取る方も大変

相続財産が現預金であれば、相続する方も楽だし喜ぶ

相続財産が不動産の場合、その維持管理、活用や処分に頭を悩ませることが多い

想う相続税理士

「財産をあげるんだから喜ぶ」とは限らない。

受け取る側のことを考える

遺言を作るのであれば、どのような分け方にするのか(各財産の取得者を誰にするのか)、相続対策などで、財産を組み替える場合、どのように組み替えるのかは、財産を受け取る側にとって大問題

「とりあえず相続すれば喜ぶ」とは限らない

相続放棄という手続きはあるし、遺産分割協議で財産を受け取らないという選択肢もあるが、相続人は強制的に財産を渡される

赤の他人に要らない財産をあげるよと言われても、要らないと言えるが、親や親族の財産では、そう簡単に要らないとは言えない

財産を遺す(残す)側が、その相続人の気持ちに配慮することが相続を成功させる第一歩

答えを知っているのは誰?

どういう分け方、もらい方が良いのかは、もらう側に聞くのが一番

受け取る側に聞いてみたら、まったく想像もしないことを考えていた、希望していた、ということもあり得る

主導権は遺す側

とはいえ、受け取る側は、利害が絡むので、その意見を丸呑みするのは危険

遺言を作るのは遺す側だし、財産の組み替えをすることができるのも所有者である遺す側なのだから、遺す側に主導権がある

意見を聞いたからと言って、その通りにしなければならない訳ではない

最後は自分で決定する

財産を受け取る側の意見を聞いたら、自分の考えの及ばなかったことや、自分の知らなかったことも分かる

またそれにより、色々なアイディアやヒントが得られるかも

それを基に、最終的には自分で決定する

結果的に資産の組み替えもしない、ということでも正解かもしれないし、財産を受け取る側のニーズに合った財産にした方がいいかもしれない

財産を受け取る側は、財産が少ないからといって、文句を言ったりはしないでしょう。

「こうしてくれればよかったのに」という簡単なことをしてもらえず、それが結果として大変な相続になったりすることに、文句を言うのです。

自分が亡くなったら、そばで助けてあげる訳にはいきません。

できることは、大変な相続にならないように、生前に配慮することだけなのです。

想う相続税理士